働くママは、夕飯にじっくり時間をかけられません。眠気と空腹でぐずる子どもをあやしながら、朝できなかったトイレやお風呂の掃除と、料理を並行……という風に帰宅後は目の回るような忙しさ。
そんなママのために、男児2人の「ギャーギャー、お腹空いたァ!」の修羅場をくぐってきた筆者が編み出した、放ったらかし料理を4つお届けしましょう。
■1:ゆで卵を作る時間も惜しい時は“温泉卵”を仕込む!
温泉卵は、あと1品おかずが欲しい時にもオススメですし、サラダに乗せたり、丼もののトッピングにしたりと、あらゆる場面で重宝します。
作り方はゆで卵よりも簡単! 朝、鍋に約1リットルの熱湯を準備し、その中に卵を沈めてフタをしておくだけ。
帰宅したころには、トロっとした“おんたま”が完成!
■2:メインは“なんちゃってコンフィ”でしっとりチキン
疲れた時には、フライパンの前に待機して肉をひっくり返すのさえ、面倒くさい。
そんな時は、“なんちゃってコンフィ”で、時間をねん出!
ビニール袋に1口大の鶏モモ肉を入れ、オリーブオイル大さじ1、ニンニクのすりおろし、塩、コショウ適量、パセリやコリアンダー、ローズマリーなどのお好みの香味野菜を入れ、もみこみます。
あとは、アルミホイルで作ったお皿にビニール袋から出した肉をうつし、200℃に熱したオーブンで20分程度グリルするだけ。フライパンや皿を使わないので、洗い物もラク!
待っている間の20分間、家事をしたり、子どもの相手をしたりと自由に使えます。
■3:タジン鍋“蒸し野菜”で洗い物ラクラク
一時期ブームになったタジン鍋。“鍋ごとテーブルにボン”できますから、時間のない時には役立ちます。
ざく切りしたキャベツや白菜、スライスかぼちゃといった野菜を鍋にぶち込み塩をひとつまみ振りかけ、ぐつぐつしたら完成。
油を使わないからとてもヘルシーです。ポン酢やドレッシングをかけてどうぞ。
■4:食べながらホクホク“焼き芋”を作っちゃう
ご飯を食べている間、ヘルシーなデザートも準備。
火の通りが早くなるよう、細くて小さめのサツマイモを選び、よく洗ったら、アルミホイルを巻き、ガス台のグリルへ。中火で15分ほど放ったらかせば、ホクホクの焼き芋のできあがり。固さを見ながら、必要に応じて時間を調整してみて下さい。
今の時期、「保育園の遠足で掘ったイモがある」というご家庭も多いかもしれませんが、子どもも自分で堀ったイモをムシャムシャ食べながら、満足してくれるはず。
以上、放ったらかし料理をお届けしましたが、いかがでしょうか?
「ご飯の時間、ゆっくり座って食べるヒマもない」という乳幼児ママも多いでしょう。そして、ご飯が終わっても、子どもの歯を磨いたり、明日の支度をしたり、洗濯物を畳んだりと、まだまだ1日は終わりません。
「もう疲れた~」という日には、上手に省エネして、明日に備えたいものです。
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