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毎日ストレスフルな環境で働く女性たちにとって、“ショッピングが最高のストレス解消法”というケースは多いようです。
ファッションや化粧品だけでなく、おしゃれなインテリア小物や食器、ダイエット器具など……女心をくすぐる素敵な商品が街には溢れています。
けれども、その買い物は本当に必要ですか?
買い物中とその直後はなんともいえない“多幸感”に包まれていたのに、しばらくすると「私、なんでこんなもの買っちゃったんだろう」と後悔の嵐……。
今回は、このような“ストレス買い”による後悔を防ぐためのテクニックをご紹介します。
■1: 値段が高くても長い目で見ると節約に! “本当に気に入ったいいものを少しだけ持つ”
まあまあ気に入っているモノを安い値段でいくつも購入するのではなく、心の底から気に入ったモノを多少高くても購入するようにしましょう。
そうすることで満足感が高まり、質の悪いモノにはあまり魅力を感じなくなります。その結果、“安物買いの銭失い”も減るかもしれません。
半世紀以上にわたって世界中で“おしゃれの教科書”として読まれてきたジュヌヴィエーヴ・アントワーヌ・ダリオー著『永久不滅のエレガンスのルール』によると、本当の意味で“お得な”買い物のコツは以下のとおり。
<本当の価値を算出するには、値段をその服を着た回数で割り、その服から得た喜びや自信、エレガンスといったボーナスポイントをプラスして考えなくてはいけません。(中略)経験から言わせていただくと、理性で選んだ結婚よりもひと目惚れのほうがたいていうまくいくものです>
また、桑原晃弥著『ウォーレン・バフェット 成功の名語録 世界が尊敬する実業家、103の言葉』によると、“世界最強の投資家”ウォーレン・バフェットも次のような名言を残しています。
<まずまずの企業をすばらしい価格で買うよりも、すばらしい企業をまずまずの価格で買うことのほうがはるかによいのです。>
お買い物に関する名言で「値段で悩むなら買いなさい、買う理由が値段ならやめなさい」というものがありますが、バフェット氏も同じようなことを言っています。
手が出ないほど高価なモノを借金をしてまで購入するのは、もちろんやめたほうがよいでしょう。しかし、「ひと目惚れしたけど少し高いかな?」という程度であれば購入したほうが、かえってあとあとのムダ遣いの予防になるかもしれません。
■2: 料理や筋トレ……“お金のかからないストレス解消法”をもつ
たいして必要ないものに対しても物欲が抑えられないという人は、有効なストレス解消法が買い物しかないことが原因かもしれません。
仕事のストレス発散をお金に頼っていると、いくら一生懸命お金を稼いでもあっという間に消えてなくなってしまうことに。
料理や筋トレ、読書、映画鑑賞、音楽、絵を描く、文章を書くなど、比較的お金のかからないストレス解消法をいくつか持っておきましょう。
■3: お金の恐ろしさを巧みに描いた“怖~いお金の教科書”を読む・観る
映画や本などで、“お金の恐ろしさ”について勉強してみるのもひとつの方法。筆者はこれでかなり物欲が失せました。
筆者のオススメは、映画『闇金ウシジマくん Part2』と『ウルフ・オブ・ウォールストリート』です。
前者は“お金がないことの怖さ”、後者は“身の丈以上の大金を持ってしまった怖さ”が描かれていますが、どちらも情け容赦ない内容。どんなホラー映画や怪談話よりも、生きている人間が一番怖いと実感させられます。
実力派俳優による迫真の演技によって、お金が巻き起こす地獄絵図を疑似体験できる両作品。
観終わった後は、悪夢からさめたような気分に。「これからは小銭も大切にしながら地道にコツコツ貯金していこう」と決意できるようになるはず。
以上、物欲を抑えるコツをお伝えしましたが、いかがでしょうか?
個人的に一番オススメなのは、■3です。どちらも実話をベースにしているというのがさらに怖いところではありますが、とても大切なことを教えてくれる作品なのでぜひ観てみてくださいね。