そんなに浪費したおぼえはないのに、なぜかお金がたまらないという悩みを抱えている働き女子は多いようです。
高級ブランドを買いあさったり、高いレストランで頻繁に食事したりしているわけでもないのに、なぜ……?
贅沢をしているわけでもないのにお金がたまらないという人に見られる共通点を以下にリストアップしてみました。
■1: 持ち物は全部ブランド品で統一! メリハリ・優先順位をつけられない
あまり使わないもの、今の自分にとって重要でないものにまでお金をかけてしまうパターン。
スポーツ好きな友だちに誘われて初挑戦してみたスポーツに必要なウェアや道具にも、「かわいいのじゃないとイヤ!」とばかりにさっそくお金をかけてみたり。じつは機械類がそれほど好きなわけでもないのに、最先端のスマホ、ウェアラブルデバイスなどに決して安くはないお金を投資して結局使いこなせなかったり……。
自分が大好きなものにお金をかけることは、決してムダではなく有意義なお金の使い方だと言えます。
けれども、その分“そこまで好きではない”“必要ではない”ものに関しては、できる限り安く済ませるようにしたいものです。
■2: あればあるだけ使ってしまう……あまった分だけ貯金しようとしている
すでに散々指摘されていることではありますが、“あまった分だけ貯金する”という方法では、なかなか貯金目標を達成できません。
「まだまだ口座にお金がある」と思うと、ついつい気が緩んでしまいお金を多くつかってしまいがち。
天引き貯金で毎月一定額を自動的に貯金するという方法が、オーソドックスではありますが一番貯まる方法です。
■3: ATMの手数料や月額会員サービス……小さな浪費を軽視している
ATMの手数料や月額会員サービスは、お金が漏れるもと。
小さな水漏れを軽視していたら、後日届いた水道料金の請求書を見てギョッとした……というようなものです。
数百円の出費でも、積もり積もればかなりの額に……。うっかり入会したまま利用せずに忘れていた月額会員サービスなどがないかどうか、念のためチェックしてみましょう。
■4: コンビニスイーツに新作コスメにマッサージ……自分へのご褒美が多すぎる
ストレス解消のために、仕事帰りにコンビニスイーツなどを買って帰ったり、アロママッサージを受けたり。
今日一日頑張った自分をねぎらい、明日からまた一生懸命働くためにも“癒し”は大切です。
でも、その頻度が多すぎないか、高額すぎないかどうかは注意が必要です。
「水曜日と金曜日だけ」とか、「1日○○円までにする」などの基準を設けたほうが良いでしょう。
■5: 嫌なことを買い物で解消! 感情のおもむくままにお金をつかっている
嫌なことがあるたび、ヤケ買いでストレス解消するという習慣がある人は、今すぐ別のストレス解消法を見つけましょう!
必要だから、欲しいから購入するのではなく、「何でもいいから“買う”という行為でストレスを発散させたい」という発想は貯金の敵。
このようなヤケ買いは、後で冷静になったときに「何でこんなもの買ったんだろう、いらない……」と後悔したり、見るたびにその時の嫌な気分を思い出したりと、あまり良い結果をもたらしません。
筋トレやカラオケなどのお金のかからない(かつ健康的な)ストレス解消法に切り替えましょう!
以上、なぜかお金がたまらないパターンをご紹介しましたが、いかがでしょうか?
無意識のうちにつかってしまっているというケースが一番怖いですよね。
思い当たる節があるという人は、自分が陥りやすいパターンを意識するだけでも、今まで“何となく、無意識に”していた浪費を減らすことができるはず。